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今から始める在宅診療・オンライン診療 カルテ記載・レセプト請求大丈夫ですか?

2022年度 診療報酬準拠!

定価:3,850円
(本体3,500円+税)

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著: 長面川さより(株式会社ウォームハーツ)
判型: A5判
頁数: 256頁
装丁: 2色部分カラー
発行日: 2023年04月20日
ISBN: 978-4-7849-4315-9
版数: 第1版
付録: -

◆コロナウイルスの影響もあり、在宅診療やオンライン診療をこれから始めようと考えている先生も多いかと思います。しかし、「治療」ではない「診療報酬の請求」の勉強はつい後回しになっていませんか?
◆2022年度診療報酬改定では在宅医療に関わる指導料や加算が新設されており、これまでの知識だけではうっかり請求漏れが出てくる可能性もあります。そんなときにぜひ本書をご活用ください!
◆本書は在宅診療に絞って各種指導料・管理料などを解説。行政指導のこまかい指摘事項や、理解しにくいポイントを丁寧に説明していますので、ふとしたときの疑問をすぐ調べられます。
◆医師であり「経営者」でもある先生にぴったりの1冊です!

目次

1章 保険診療
保険医・保険医療機関の届出
公費負担医療制度の指定医療機関の届出
保険医・保険医療機関としてのルール
療養担当規則の具体例
カルテ記載の必要事項
診療報酬におけるカルテ記載の必要事項,レセプトの記載事項
施設基準の届出
医療保険の種類
保険給付とは
保険診療の制限
患者一部負担金と保険外負担(実費徴収できるもの)
混合診療と保険外併用療養費
公費負担医療制度の患者一部負担金

2章 在宅医療
在宅医療とは
在宅療養支援診療所,在宅療養支援病院

3章 在宅患者診療・指導料
C000 往診料
C001・C001-2 在宅患者訪問診療料
C002 在宅時医学総合管理料
C002-2 施設入居時等医学総合管理料
C003 在宅がん医療総合診療料
C004 救急搬送診療料
C005 在宅患者訪問看護・指導料
C005-1-2 同一建物居住者訪問看護・指導料
C005-2 在宅患者訪問点滴注射管理指導料
C006 在宅患者訪問リハビリテーション指導管理料
C007 訪問看護指示料
C007-2 介護職員等喀痰吸引等指示料
C008 在宅患者訪問薬剤管理指導料
C009 在宅患者訪問栄養食事指導料
C010 在宅患者連携指導料
C011 在宅患者緊急時等カンファレンス料
C012 在宅患者共同診療料
C013 在宅患者訪問褥瘡管理指導料
C014 外来在宅共同指導料

4章 在宅療養指導管理料と在宅療養指導管理材料加算
第2節 在宅療養指導管理料
C100 退院前在宅療養指導管理料
C101 在宅自己注射指導管理料
C101-2 在宅小児低血糖症患者指導管理料
C101-3 在宅妊娠糖尿病患者指導管理料
C102 在宅自己腹膜灌流指導管理料
C102-2 在宅血液透析指導管理料
C103 在宅酸素療法指導管理料
C104 在宅中心静脈栄養法指導管理料
C105 在宅成分栄養経管栄養法指導管理料
C105-2 在宅小児経管栄養法指導管理料
C105-3 在宅半固形栄養経管栄養法指導管理料
C106 在宅自己導尿指導管理料
C107 在宅人工呼吸指導管理料
C107-2 在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料
C107-3 在宅ハイフローセラピー指導管理料
C108 在宅悪性腫瘍等患者指導管理料
C108-2 在宅悪性腫瘍患者共同指導管理料
C109 在宅寝たきり患者処置指導管理料
C110 在宅自己疼痛管理指導管理料
C110-2 在宅振戦等刺激装置治療指導管理料
C110-3 在宅迷走神経電気刺激治療指導管理料
C110-4 在宅仙骨神経刺激療法指導管理料
C110-5 在宅舌下神経電気刺激療法指導管理料
C111 在宅肺高血圧症患者指導管理料
C112 在宅気管切開患者指導管理料
C112-2 在宅喉頭摘出患者指導管理料
C114 在宅難治性皮膚疾患処置指導管理料
C116 在宅植込型補助人工心臓(非拍動流型)指導管理料
C117 在宅経腸投薬指導管理料
C118 在宅腫瘍治療電場療法指導管理料
C119 在宅経肛門的自己洗腸指導管理料
C120 在宅中耳加圧療法指導管理料
C121 在宅抗菌薬吸入療法指導管理料

5章 薬剤料
在宅医療における厚生労働大臣が定める注射薬等

6章 特定保険医療材料料
在宅医療に規定する特定保険医療材料等

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序文

近年,医療政策・関連法令などの多岐にわたる情報量と医療・社会保障と税一体改革に鑑み,医療機関経営にも著しい変化の波が押し寄せています。
在宅医療を必要とする人口は,2025年には約29万人になると推計され,2024年には「第8次医療計画」「第9期介護事業計画」とともに診療報酬改定・介護報酬改定のダブル改定と大きな改革を迎えます。
急性期治療を終えた慢性期・回復期患者の受け皿として,生活の質を重視した在宅医療のニーズは高まっています。2022年度の診療報酬改定により, 在宅療養支援診療所以外の診療所の訪問診療や,外来患者が在宅医療へ移行となる際の外来在宅共同指導料の新設,小児がんなどを含めた在宅医療や小児に係る加算も新設され,在宅医療をめぐる状況は変化しています。
また,2020年以降の新型コロナウイルスの影響により,オンライン診療など医療と生活の共生に着眼点が持たれ,地域や病院診療所等の連携などにより,さらなる在宅医療の課題や取り組みに注視し,診療の方向性を検討される先生方も増加しました。
本書は在宅医療を現在行われている,またはこれから開始される先生方に,「診療報酬」の請求における難解箇所のポイントや行政指導における指摘等を組み込み,日々の診療および運用がスムーズに行われることの一助になることを願い,少しでもお役に立つことができましたら幸いです。
最後に,出版にあたり,ご尽力頂きました日本医事新報社編集局の皆様に心から感謝申し上げます。

2023年4月
株式会社ウォームハーツ 代表取締役 長面川さより

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