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New専門医を目指すケース・メソッド・アプローチ 呼吸器疾患

最新知見を盛り込んだ,待望の改訂版

定価:7,150円
(本体6,500円+税)

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編集: 永井厚志(新百合ヶ丘総合病院呼吸器疾患研究所所長)
判型: B5判
頁数: 376頁
装丁: 口絵カラー
発行日: 2015年10月04日
ISBN: 978-4-7849-5535-0
版数: 第3版
付録: -
ベストセラーシリーズの呼吸器疾患編が、待望の改訂です。「臨床現場において、教科書で学んだことと隔たりがあって戸惑ったときでも、類似した症例をみることができ、治療のヒントが得られ、専門医に相談したように学習できる」をコンセプトに、第一線の専門医が全34ケースを徹底解説しました。診断から治療へ結びつけていくプロセスに焦点を当てた設問を解くことで、疾患に対する理解を深めていくことができます。€
専門医を目指す先生だけでなく、既に専門医としてご活躍中の先生にも、日々の診療を再検証する上でお読み頂きたい1冊です。

目次

CASE 01 発熱,呼吸困難,咳を主訴に来院した88歳女性
CASE 02 発熱,筋肉痛,関節痛が出現し,その後咳,喀痰が出現した67歳男性
CASE 03 いつものウォーキング中に呼吸困難を感じ,その後高熱をきたして来院した67歳男性
CASE 04 両下肢に浮腫が出現し食思不振を訴える85歳男性
CASE 05 発熱と食事の際の「むせ込み」を訴えて来院した73歳男性
CASE 06 持続する咳嗽,血痰を主訴に来院した63歳女性
CASE 07 咳嗽を主訴に来院した68歳男性
CASE 08 発熱・咳嗽が改善しないため受診した40歳代男性
CASE 09 鼻茸(鼻ポリープ)の手術歴があり夜間の咳嗽が持続する36歳女性
CASE 10 進行性の体動時呼吸困難を訴えて来院した68歳女性
CASE 11 慢性の膿性痰と息切れを訴えて来院した38歳男性
CASE 12 血痰を主訴に受診した22歳女性
CASE 13 誤嚥後に発熱・意識障害をきたした73歳男性
CASE 14 労作時の息切れを主訴に来院した56歳男性
CASE 15 発熱,労作時呼吸困難を主訴に来院した62歳男性
CASE 16 肺炎を疑われ,当院に紹介となった56歳女性
CASE 17 咳嗽が続き,健康診断で胸部異常陰影を指摘された42歳女性
CASE 18 繰り返す発熱,咳,呼吸困難を主訴とする54歳女性
CASE 19 長時間持続する咳嗽・喀痰を主訴に来院した55歳女性
CASE 20 抗菌薬が無効で,発熱と咳嗽,膿性痰を主訴とする71歳男性
CASE 21 下腿浮腫と呼吸困難を訴えて来院した30歳女性
CASE 22 労作時呼吸困難を主訴に受診した53歳男性
CASE 23 血痰と多発性結節性陰影を呈した65歳女性
CASE 24 咳と呼吸困難を主訴に来院した74歳男性
CASE 25 工務店勤務歴と肺結核の既往があり,労作時呼吸困難を訴えて来院した64歳男性
CASE 26 Stevens-Johnson症候群発症後に高度の閉塞性換気障害を認めた27歳女性
CASE 27 繰り返す労作時息切れの増悪を訴え来院した52歳女性
CASE 28 労作時息切れを訴え来院した45歳女性
CASE 29 胸部異常陰影で来院した65歳女性
CASE 30 著しい日中の眠気を訴えて来院した55歳男性
CASE 31 前胸部痛を訴えて来院した32歳男性
CASE 32 湿性咳嗽を主訴に受診した60歳男性
CASE 33 胸部X線写真で異常影を認め,SpO2低下のために入院した関節リウマチの74歳女性
CASE 34 右頸部痛を主訴に来院した70歳男性

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序文

この度,『New専門医を目指すケース・メソッド・アプローチ 呼吸器疾患 第3版』を上梓する運びとなりました。当初は第2版の増補を予定していましたが,改訂事項が予想を超えて多岐にわたることが判明したため,改めて第3版として刊行することになりました。これも,近年の呼吸器領域における医学・医療の進歩が著しく,新たな知見が集積された結果,専門医が診療を行う上で知っておくべき改正点を余すことなく盛り込む必要に迫られたからにほかありません。初版が2009年ですので3年ごとの改訂となりましたが,第一級の臨床医である先生方のご執筆により完成した本書は,いずれのケースにおいても緊張感のある緩みのない解説がなされており,本書に接した読者の皆様の満足を得られる内容となっています。

€本書は『専門医を目指す』とタイトルに掲げられています。医学・医療は日進月歩で発展していますので,専門医を目指す先生方のみならず,現在,専門医として日常診療に携わっておられる先生方にも,今日のあるべき診療を再検証する上で,本書に提示された症例は参考となる点が多々あるかと思います。日々遭遇する呼吸器疾患を対象として,その診断から治療へと結びつけていくプロセスに焦点を当てた本書を診療の智として活用して頂ければ幸いです。

最後に,本書の編集に多大なるご尽力を頂きました日本医事新報社の磯辺栄吉郎氏に深く感謝いたします。

2015年9月 €永井厚志

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公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・消化器外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
6階建で波穏やかな橘湾の眺望を望むデイルームを配置し、夕日が橘湾に沈む様子はすばらしいロケーションとなっております。

当病院は島原半島の二次救急医療中核病院として地域医療を支える充実した病院を目指し、BCR等手術室の整備を行いました。医療から介護までの医療設備等環境は整いました。
2022年4月1日より脳神経外科及び一般外科医の先生に常勤医師として勤務していただくことになりました。消化器内科医、呼吸器内科医、循環器内科医及び外科部門で消化器外科医、整形外科医の先生に常勤医師として勤務していただき地域に信頼される病院を目指し歩んでいただける先生をお待ちしております。
又、地域から強い要望がありました透析業務を2020年4月から開始いたしました。透析数25床の能力を有しています。15床から開始いたしましたが、近隣から増床の要望がありお応えしたいと考えますが、そのためには腎臓内科(泌尿器科)医の先生の勤務が必要不可欠です。お待ちいたしております。

●人口(島原半島二次医療圏の雲仙市、南島原市、島原市):126,764人(令和2年国勢調査)
今後はさらに、少子高齢化に対応した訪問看護、訪問介護、訪問診療体制が求められています。又、地域の特色を生かした温泉療法(古くから湯治場として有名で、泉質は塩泉で温泉熱量は日本一)を取り入れてリハビリ療法を充実させた病院を構築していきたいと考えています。

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