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起炎菌は何?[画像診断道場~実はこうだった(208)]

No.5107 (2022年03月12日発行) P.1

井窪祐美子 (東京山手メディカルセンター呼吸器内科)

徳田 均 (東京山手メディカルセンター呼吸器内科)

登録日: 2022-03-10

最終更新日: 2022-03-09

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68歳,男性。1週間前からの発熱,咳嗽を主訴に近医を受診し,胸部X線にて肺炎と診断され,当院を紹介受診した。喫煙歴:なし。既往歴:なし。常用薬:なし。
入院時現症:体温38.0℃,血圧119/73mmHg,脈拍113回/分,呼吸数25回/分,SpO2 86%(室内気),呼吸音に異常なし。
検査所見:アルブミン2.2g/dL,CRP 12.1mg/dL,白血球10120/μL(好中球79.0%,リンパ球5.0%,単球2.0%,好酸球0.0%,好塩基球0.0%)。
重い酸素化障害があり,重症肺炎として,同日緊急入院した。






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公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・整形外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
6階建で波穏やかな橘湾の眺望を望むデイルームを配置し、夕日が橘湾に沈む様子はすばらしいロケーションとなっております。

当病院は島原半島の二次救急医療体制の救急告示病院として救急患者を受け入れています。
又、地域から強い要望がありました透析業務を2020年4月から開始いたしました。

●人口(島原半島二次医療圏の雲仙市、南島原市、島原市):126,764人(令和2年国勢調査)
今後はさらに、少子高齢化に対応した訪問診療、訪問看護、訪問介護体制が求められています。又、地域の特色を生かした温泉療法(古くから湯治場として有名で、泉質は塩泉で温泉熱量は日本一)を取り入れてリハビリ療法を充実させた病院を構築していきたいと考えています。

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