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性器クラミジア感染症・肝周囲炎(旧フィッツ・ヒュー・カーティス症候群)[〈琉球大学発〉時間経過でみる感染症(40)(完)]

No.5251 (2024年12月14日発行) P.6

監修: 山本和子 (琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科教授)

編集: 仲村秀太 (琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科)

執筆: 宮里卓行 (琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科)

登録日: 2024-12-15

最終更新日: 2024-12-13

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【背景】

今日,性産業が多様化しており,梅毒や性器クラミジア感染症をはじめとした性感染症が都市部で蔓延している。クラミジア・トラコマティス(Chlamydia trachomatis)が原因となる性器クラミジア感染症は,すべての性感染症の中で,患者数が日本で最も多い。5類感染症に指定されており,年間約3万人の患者数が報告されている1)

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