使い方の説明
▶保険適用漢方薬をできる限り優先して割り付けています。
▶処方の最後に<保>があればツムラの直接的病名が保険収載されています。
▶( )の番号や保険の適応病名はツムラのエキス剤に準じています。
▶特別な記載がない限り,成人は毎食前に1包ずつ,1日3回内服です。
▶子どもの1回量は小学生は1/2,幼稚園は1/3,それ以下は1/4包を筆者は目安にしています。
▶基本的にツムラ保険適用漢方エキス剤129種類(顆粒128種類+塗り薬1種類)の範囲での解説です。
▶一手目が効かないときは,併用せずに,二手目,三手目と切り換えて下さい。
▶西洋薬部分の「なし」とは,一般的に対処できる薬剤がないという意味です。
▶表中の「1日量」とは1日3回服用した場合,摂取することになる「煎じる前の生薬の量」のことです。
Point① 月経不順は何と言っても駆瘀血剤です。または四物湯類なども効きます。
Point② 女性の病気であれば,頻用処方は,当帰芍薬散(23),加味逍遙散(24),桂枝茯苓丸(25)の3つです。いろいろと困ったときは,まずこの3つを試してみたかを顧みて下さい。
女性ホルモン配合剤/低用量OCなど
女性(がっちり):当帰芍薬散(23)<保>
女性(中肉中背):当帰芍薬散(23)<保>
女性(虚弱):当帰芍薬散(23)<保>
女性(もっと虚弱):当帰芍薬散(23)<保>
高齢者:なし
子ども:当帰芍薬散(23)<保>
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