●小児科医です。小児の新型コロナワクチン接種は3週間隔で2回接種ですが、2回目接種の予約日が来た時に、急性疾患の回復期で少し体調不良が残っている場合、延期すべきか悩みます(他のワクチンなら延期をすすめるような状態)。耳鼻科や皮膚科で短期のステロイド全身投与がなされている場合も、予定通り3週間目で接種するか悩みます。(大阪・開業医)
●有効期間が不明瞭。ブレークスルー感染の頻度等はどうなっているのか。(群馬・開業医)
●4回目接種は3回目ほどには進まないのではないか。輸入契約量が余らないか心配。3回目以降が重症化予防のブースター効果狙いなら、インフルエンザとの混合ワクチンにならないか。(静岡・勤務医)
●(患者・住民は)副作用の心配が多いようです。(岩手・勤務医)
●新規に開発するワクチンに対し免疫原罪(抗原原罪)が起こらないか。(愛知・勤務医)
●メーカー違いのワクチンの再接種に疑問を呈する方が意外に多いので苦慮している。(北海道・勤務医)
●副反応と抗体価上昇の関係は相関がある? 心筋炎がコロナウイルスあるいはワクチンともに若年の男性で多いのはなぜか? 原因不明の小児肝炎とコロナウイルスあるいはワクチンの関連はあるのか?(京都・勤務医)
●現在世界で問題になっている原因不明の小児肝炎との関連はないのか? 懸念されるのは小児における長期の安全性。(大阪・勤務医)
●有効性は実感しているが、副作用が従来のワクチンと比較してとても強く、取り扱いも煩雑なため、頻回の接種には向かないと思う。(神奈川・勤務医)
●医学・薬学の知識のない一般市民にワクチンの種類を選ばせる必要があるのだろうか。無責任なマスコミの情報に左右され、偏りが生じてしまう。「○○区はファイザー」「△△区はモデルナ」で良いと思う。また、国産コロナワクチンの開発が遅れている理由を検証すべきだ。(東京・開業医)
●ワクチン接種後どれくらい経過すると抗体量が低下して罹患しやすくなるのかなど、蓄積されたデータを正式な形で発表してほしい。具体的な打開策を打たないまま、4回目接種も始めるとのことだが、いつまで続くのか疑問に思う。元来健康な方だけでなく、高齢者やがん患者も大勢いらっしゃる。化学療法投与中はワクチン接種はできないし、いつ頃打てばよいか質問されることがある。皆さん自分なりの疑問があるので、わかる範囲内でお返事させてもらっている。あと、中間発表でもよいので、ワクチンの調達や接種会場の設置などでどれくらいの費用がかかったのか集計し検証すべき。医療資源もほとんどが税金なので。(大阪・勤務医)
●mRNAを利用した新興感染症に対するワクチン製造はこれからの医療に必要不可欠となるだろう。今回の新型コロナでその実用化が加速され、臨床研究報告もいくつか見られるが、製薬会社主導の感が拭えず、有効だったと信じるしかないようだ。ワクチン反対者が意外にも多かったのは、実用化の際の手順が不透明だったのが一因と思われる。コロナ終息後にはすべての検証が大切だが、我が国でそれができるかは疑問。また、報道にも大きな問題があった。いわゆるフェイクニュースを垂れ流すSNSはこれから大きな脅威となる可能性がある。医学の加速度的な進歩に社会が理解を示せるか、真実を判断できるか。できなければ輝きの失せた未来になるだろう。(沖縄・勤務医)
●承認が早すぎる。原因不明の副反応が多すぎるため、注射をすべきか躊躇してしまう。「ワクチン接種をすれば罹患しない。マスクをしなくても大丈夫」などの話を患者さんから受けることがある。誤解を招くテレビの報道やコメンテーターの話など、患者さんの理解を惑わせるため、あやふやな情報は言わないでいただきたい。(大分・看護職員)
●複数回接種の長期の安全性。(埼玉・その他)
●臨床試験の期間が十分でない。製薬企業の中でも異議があったものを使ってよいのか、ワクチン効果の政府説明が二転三転している。(北海道・その他)