医学部人気の高まりを受け、医学部受験はここ15年で劇的に難化しました。
限られた時間で難関を突破するには、日々の勉強をいかに効率的に行い、実力を身に付けるかがカギになります。そのためには、豊富な情報と合格に導く確かなノウハウを持つ医学部に特化した塾や予備校に通うことが近道と言えます。
そこで!Web医事新報では医学部を目指す受験生や受験生をお子さんに持つ保護者の方に向け、指導力に定評のある医学部予備校をご紹介します。
(日本医事新報特別付録・医学部進学ガイド「医学部への道2026」の全文はこちらから無料でダウンロードできます)
医学部進学の新たな選択肢として、近年注目を集める海外医学部。とりわけイタリアは英語で医学プログラムを学ぶことができ、学費がリーズナブルな名門大学が数多く所在することから、医師を目指す学生の留学先として人気を集めている。そんなイタリアの現地4大学と提携し、多くの生徒を合格へと導いているイタリア医学部予備校の魅力と、イタリアの医学部で学ぶメリットを紹介する。
イタリアの国立大学医学部入試(IMAT)過去問を徹底研究し出題傾向を分析。頻出単元をプロ講師の対策講義でわかりやすく学べます。定期的な模擬試験の実施で合格に必要な要素を明確にし、本番での得点力を着実にアップさせます。
個別チューター制を導入。実際にイタリア医学部に合格し、現地で学ぶ日本人・外国人の現役医学生がオンラインで日々の学習や受験校選びから現地生活に至るまでを幅広くサポートします。
現地4大学と提携し、複雑な出願・受験の書類作成や入学手続きをイタリア医学部予備校がサポートします。面倒な手続きに時間を取られることなく、勉強だけに集中できる環境です。
入学までの手続きだけでなく、渡航後の「住居探し」や「携帯電話契約」などもサポート。「現地日本人学生のグループチャットへの招待」や「現地交流会の実施」も提供しており、困ったことがあればいつでも相談可能です。
欠畑 誠治 先生
1987年東北大医学部卒。同大学医学部大学院研究科博士課程修了。米国イェール大耳鼻咽喉科学位取得後研修員、山形大医学部耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座教授などを経て、太田総合病院中耳内視鏡手術センター・センター長。山形大名誉教授、東京慈恵会医科大学客員教授。
アメリカ・イェール大学でのポスドク経験を持ち、イタリアでも定期的に講習会を行う山形大名誉教授の欠畑誠治先生に話を聞いた。
耳の手術について言えば、やはり日本人が一番緻密で、アメリカ人とイタリア人はそこまで緻密ではない印象です。これは医師の質というよりも国民性の違いによるところが大きいと思います。一方、新しい手術法を作るということになったら、僕の知る限り一番アグレッシブなのがイタリア人です。イタリアは新しい手法に対して積極的です。アメリカは訴訟社会なのでリスクがあることにはなかなか手を出さないですが、その分「これはイケる」となると一気に取り入れます。イタリアは新しい道を切り拓くのが得意で、アメリカはその道を舗装するのが得意、というイメージです。
インバウンド需要の増加に伴って、外国人の患者さんも増えています。今の職場(川崎)は、東南アジア系をはじめ外国人の患者さんも多く、「日本語は分からないが英語ならわかる」という方も大勢いるので、今後より英語診療の必要性が高まると思います。
やはり国際学会のような場で困らないことですね。最近は国内の学会でも、英語でのディスカッションが増えています。日本人医師は、練習を重ねることで英語での発表はこなせるようになりますが、ディスカッションだとなかなか上手く受け答えができない人が多いです。最初から英語で医学を学ぶことは、大きな強みになると思います。
日本の医師免許は日本でしか通用せず、外国に行って手術したいと思ってもできないのに対して、イタリアではEU各国で通用する医師免許を得られるのがメリットです。一定の手順をクリアすれば日本の医師免許も取得できるというのも大きな魅力だと思います。
医師というのは、本当に責任の重い仕事です。そして僕たち医療人の究極の目的は「一人でも多くの人を笑顔にする」ということだと思っています。知識や技術を、一人の医師が十人に教え、その十人がさらに十人に教える。それを繰り返すことで助けられる命が増え、笑顔の輪が広がります。世界中の医師と一緒に高め合い、笑顔の輪を広げていくためにも、英語で医学を学ぶことは大きな意味を持つと思います。未来のあなたたちの活躍に期待しています。
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