国会で継続審議となっている精神保健福祉法改正案については、「精神障害者の地域移行を推進する観点から出された法律」との認識を提示。その上で、医療団体や障害者支援団体から、治療や退院後支援への警察介入の強化を憂慮する声が上がっていることに対し、「法案の早期成立に向け、懸念の解消には当然努めていく」と強調した。
加藤厚労相は旧大蔵省出身で、2003年に初当選。自民党の厚労部会長や副幹事長などを務め、12年12月に発足した第2次安倍晋三内閣で官房副長官に起用。15年10月の内閣改造で一億総活躍担当相として入閣し、昨年8月の内閣改造以降は働き方改革担当相を兼任