2022/08/30
今日のテーマは「コロナ後遺症診療アップデート」。
新型コロナ後遺症診療に積極的に取り組む北野病院の丸毛聡先生とヒラハタクリニックの平畑光一先生に、いまとるべき治療戦略、病院・診療所に求められる役割、患者を孤立させないための支援、ワクチン後遺症の実態などについてディスカッションいただきます。(全5回)
Chapter 1 現状報告と質問~平畑医師から丸毛医師へ
Chapter 2 現状報告と質問~丸毛医師から平畑医師へ
Chapter 3 【討論1】いまとるべき治療戦略
Chapter 4 【討論2】オミクロン前後で変化はあるか
Chapter 5 【討論3】コロナ/ワクチン後遺症患者を孤立させないために
患者数が増加の一途をたどり、ますます深刻化する新型コロナ後遺症。
発症メカニズムはどこまで解明され、治療戦略はどこまで確立したのか。病院・診療所の診療体制にはどのような課題があるか。患者が孤立しないために必要な支援は─。
後遺症診療の最前線に立つ東西の医師が、ワクチン後遺症(長期副反応)の問題を含め徹底討論します。
Chapter 4では「オミクロン株流行前後で変化はある」「後遺症問題の解決は『2類解除』のカギとなるか」「後遺症診療体制の課題」などの論点について議論。オミクロン株流行後の症状の傾向を確認した上で、「2類相当」から「5類」への見直し問題、後遺症の診療体制はどうあるべきかについて考察します。
Chapter 5「コロナ/ワクチン後遺症患者を孤立させないために」へ
丸毛 聡(まるも さとし) 北野病院感染症科・呼吸器内科部長
2002年京大医学部卒。市立岸和田市民病院呼吸器科医長などを経て2013年より北野病院(大阪市)勤務、2019年より同病院感染症科・呼吸器内科部長(感染制御対策室長兼任)。2020年より病院長補佐。同病院で新型コロナウイルス後遺症外来を担当。
平畑 光一(ひらはた こういち) ヒラハタクリニック院長
2002年山形大医学部卒。東邦大大橋病院消化器内科での研後・診療を経て2008年よりヒラハタクリニック(東京都渋谷区)院長。医療向けIT企業メイドインクリニック設立。新型コロナ後遺症の情報サイト「longcovid.jp」を運営。
(新型コロナ後遺症の診療の手引き)
厚生労働省「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント(第1版)」(2022年4月28日公表)
(新型コロナワクチン接種後に遷延する症状)
厚生労働省「遷延する症状を訴える方に対応する診療体制の構築について」(2022年3月24日付通知)
相良博典×平畑光一「新型コロナ後遺症はここまで改善できる!【全体版】」
水谷哲也「『ウイルスは弱毒化する説』に根拠はあるか?① ウイルスが弱毒化する要因」
西村秀一×森内浩幸「まだまだおかしい!コロナ対策① 感染経路を正しく理解する」
和田耕治×今枝宗一郎「新型コロナ対策 出口戦略のシナリオ【1】 出口戦略に舵を切るタイミング」
宮坂昌之「新型コロナワクチンに対する疑問に答える② ワクチン後遺症はあり得るのか」
森内浩幸「オミクロン株出現後の小児COVID-19診断・治療② 5~11歳ワクチン接種の留意点」
岩田健太郎×高山義浩「オミクロン株感染拡大~いま優先すべき対策、専門家が果たすべき役割【全体版】」
[討論 Pro×Pro]コロナ後遺症診療アップデート─診療所・病院に求められる役割(丸毛 聡×平畑光一)
※本動画のダイジェスト
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