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平畑光一×川﨑 翔「コロナ後遺症診療に法的リスクはあるか③ 後遺症の診断が間違っていたら」

2022/10/11

【Web医事新報チャンネル】2022/10

質疑応答【動画版】SPECIAL「ヒラハタ院長の法律相談 コロナ後遺症診療に法的リスクはあるか③ 後遺症の診断が間違っていたら」(平畑光一 ヒラハタクリニック院長 × 川﨑 翔 よつば総合法律事務所東京事務所所長)
(視聴時間6分・2022年9月1日収録)

質疑応答【動画版】では、現場の臨床医の先生方から実際に寄せられた質問・疑問を取り上げ、専門家が最新の知見・データに基づいてわかりやすく解説します。

今日のテーマは「コロナ後遺症診療に法的リスクはあるか」。
新型コロナ後遺症診療をめぐる医療機関の不安を払拭するため、後遺症診療の最前線に立つヒラハタクリニックの平畑光一院長が、医療における法的リスクの問題に詳しい川崎翔弁護士に直接質問・相談します。(全3回)

【ヒラハタ院長の法律相談 コロナ後遺症診療に法的リスクはあるか】
第1回 病院の対応を苦にして自死したケース 10/4(火)午前10時公開
第2回 診断書を書くリスク・書かないリスク 
10/6(木)午前10時公開
第3回 後遺症の診断が間違っていたら 
10/11(火)午前10時公開

【Question】

  • 診断書に「コロナ後遺症」と書いて、後で検査等で違う病気であることがわかった場合、法的責任が生じることはあるのか?

編集メモ~ここがポイント!

  • 結果的に診断が違っていた場合に責任が生じるというケースは極めて少ない

  • 法律は自然科学に比べると「結果がすべて」という学問ではない。当時の状況に立ち返って「理想とされる行動」ができたかをみている
  • 「怖いから手を出さない」と言って後遺症を一切診ない姿勢も社会的に問題がある
  • コロナ後遺症患者のためにできることを1つ1つやっていくことに基本的には法的リスクが伴うことはない

【PROFILE】

平畑 光一(ひらはた こういち) ヒラハタクリニック院長
2002年山形大医学部卒。東邦大大橋病院消化器内科での研後・診療を経て2008年よりヒラハタクリニック(東京都渋谷区)院長。医療向けIT企業メイドインクリニック設立。新型コロナ後遺症の情報サイト「longcovid.jp」を運営。

川﨑 翔(かわさき しょう) よつば総合法律事務所東京事務所所長/弁護士
2006年東大法学部卒。2009年よつば総合法律事務所入所、2019年より同事務所東京事務所長。第二東京弁護士会所属。ドクターメイト執行役員。医療法人淳仁会(山口皮膚科)理事。「あらゆる法的リスクから医療機関を守り、地域医療に貢献する」を理念に掲げ、医療機関・クリニックの顧問弁護士として活動。日本医事新報誌上で「識者の眼」担当。

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