2022/01/28
Part 2では、「阪大医学部の女子学生比率が依然として低い問題」「高校生の時に生物の勉強をしていない学生が医学部にいる問題」「医学知識が増えすぎて学生が細かいところまで覚えられなくなっている問題」など、大学医学部が直面する諸問題について考察します。
Part 3「医学教育の悲劇~「国試に通るための勉強」でいいのか」へ
仲野 徹(なかの とおる):大阪市旭区生まれ。1981年阪大医学部卒。内科医としての勤務、ヨーロッパ分子生物学研究所研究員、京大講師、阪大微研教授を経て、2004年より阪大病理学教授。2012年に日本医師会医学賞受賞。専攻はエピジェネティクス、幹細胞学。趣味は読書、僻地旅行、義太夫語り。日本医事新報で「ええ加減でいきまっせ!」連載中。著書に『エピジェネティクス』(岩波新書)、『こわいもの知らずの病理学講義』(晶文社)、『からだと病気のしくみ講義』(NHK出版)、『仲野教授の笑う門には病なし』(ミシマ社)など。
久坂部 羊(くさかべ よう):大阪府堺市生まれ。本名・久家義之。1981年阪大医学部卒。大阪府立成人病センターで麻酔科医、神戸掖済会病院で外科医、在外公館で医務官として勤務。2003年に『廃用身』(幻冬舎文庫)で作家デビュー。2014年に『悪医』(朝日文庫)で日本医療小説大賞受賞。『破裂』『無痛』『告知』(いずれも幻冬舎文庫)、『善意の罪』(文藝春秋)、『ブラック・ジャックは遠かった―阪大医学生ふらふら青春記―』(新潮文庫)など著書多数。
[ええ加減でいきまっせ!]いまどきの医学生たちよ、君らだいじょうぶか?(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]医学生よ、プリミティブな欲望を抱け(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]いやはや、ホンマに…(上)(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]いやはや、ホンマに…(下)(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]これからの医学教育を考える(その1)─医学知識の激増(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]これからの医学教育を考える(その2)─医師国家試験改革私案(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]これからの医学教育を考える(その3)─人工知能の時代(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]これからの医学教育を考える(その4)─ゲノム情報の活用(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]医学に興味がありますか(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]希望と絶望(その1)─希望編(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]希望と絶望(その2)─絶望編(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]希望と絶望(その3)─悩み編(仲野 徹)
[ええ加減でいきまっせ!]希望と絶望(その4)─解決編(?)(仲野 徹)
[Special Essay]医学部を目指す君たちへ─医学に興味を持てますか?─(仲野 徹)
中野隆史監修/駒澤伸泰編『医学教育イントロダクション─医療系学生を支えるすべての指導者へ』