2023/09/13
本日は、クリニックの地域医療戦略を考えるシリーズの第1回「地域フォーミュラリ・リフィル処方箋をどう活用するか」をお届けします。
地域包括ケアの中で中心的役割を担うクリニックの医師は、地域の薬剤師などと連携しながら、どう薬物治療の適正化を進めていくべきか。
日本プライマリ・ケア連合学会理事長で医師の草場鉄周先生、日本フォーミュラリ学会副理事長で医師の近藤太郎先生、日本プライマリ・ケア連合学会理事で薬剤師の小見川香代子先生に、「地域フォーミュラリ」「医薬連携」「リフィル処方箋」などをキーワードにディスカッションいただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。(全5回)
【出演者】
草場 鉄周(日本プライマリ・ケア連合学会理事長/医師)
近藤 太郎(⽇本フォーミュラリ学会副理事⻑/医師)
小見川 香代子(日本プライマリ・ケア連合学会理事/薬剤師)
【配信スケジュール】
Chapter 1 地域包括ケアの中でクリニックの果たす役割:9/12(火)午前10時~
Chapter 2 かかりつけ医から見た地域フォーミュラリ:9/13(水)午前10時~
Chapter 3 医師と薬剤師の情報共有をどう進めるか:9/14(木)午前10時~
Chapter 4 フォーミュラリを核に医薬連携を深める:9/15(金)午前10時~
Chapter 5 リフィル処方を積極的に進めるための条件:9/19(火)午前10時~
2024年度改定・医療DXを見据えながら、クリニックの地域医療戦略を考えるシリーズの第1弾。
プライマリ・ケア連合学会理事長の草場鉄周先生の進行で、「地域フォーミュラリ」「医薬連携」「リフィル処方箋」などクリニックの薬物治療に関わる諸問題について医師と薬剤師がディスカッションします。
Chapter 2では、開業医の近藤太郎先生が「かかりつけ医から見た地域フォーミュラリ」についてプレゼン。標準的な薬物治療を推進する方策となる「地域フォーミュラリ」は、医師に対する「処方の提案」であり、医療者に学びの場を提供し、医療の質の底上げにつながると問題提起します。
【関連情報】
日本フォーミュラリ学会の「モデル・フォーミュラリ」(日本フォーミュラリ学会ウェブサイト)
Chapter 3「医師と薬剤師の情報共有をどう進めるか」へ
草場 鉄周(くさば てっしゅう) 日本プライマリ・ケア連合学会理事長/医師
1999年京都大学医学部卒。日鋼記念病院で研修後、北海道家庭医療学センターに勤務。2008 年より北海道家庭医療学センター理事長、本輪西ファミリークリニック院長。2019年日本プライマリ・ケア連合学会理事長に就任。日本フォーミュラリ学会理事。家庭医療専門医。
近藤太郎(こんどう たろう) 日本フォーミュラリ学会副理事長/医師
1989年慶應義塾大学医学部卒。慶大病院内科で研修、神経内科助手を経て、1997年東京都渋谷区に近藤医院開設、院長。渋谷区医師会理事、東京都医師会理事・副会長・顧問を歴任。2021年より日本フォーミュラリ学会副理事長。
小見川香代子(おみがわ かよこ) 日本プライマリ・ケア連合学会理事/薬剤師
1983年共立薬科大学薬学部(現慶應義塾大学薬学部)卒。病院勤務を経て保険薬局に勤務。2011年よりアップル薬局小岩店店長。2018年国際医療福祉大学大学院(医療福祉ジャーナリズム分野修士課程)修了。2022年より日本プライマリ・ケア連合学会理事。プライマリ・ケア認定薬剤師。