2023/09/25
本日は、「漢方医学をどう教える?どう学ぶ?」シリーズの第1回「総合診療と漢方は親和性が高い!」をお届けします。
本シリーズでは、プライマリ・ケアと漢方診療の両方に精通する樫尾明彦先生が、全国各地の漢方の指導医をゲストに迎え、プライマリ・ケア医、総合診療医のニーズを満たす漢方医学教育のあり方について議論します。
第1回は、飯塚病院漢方診療科の吉永亮先生をゲストに迎え、飯塚病院で実践している漢方医学教育をベースにディスカッションいただきます。
若手プライマリ・ケア医の立場から、獨協医科大学病院総合診療科の蜂木麻璃奈先生、頴田病院総合診療科の安田雄一先生にもご参加いただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。
【出演者】
樫尾明彦(給田ファミリークリニック副院長):進行
吉永 亮(飯塚病院東洋医学センター漢方診療科診療部長)
安田雄一(頴田病院総合診療科)
蜂木麻璃奈(獨協医科大学病院総合診療科)
【配信スケジュール】
Chapter 1 飯塚病院における漢方医学教育:9/21(木)午前10時~
Chapter 2 漢方を使うと患者層が広くなる:9/22(金)午前10時~
Chapter 3 オンラインが指導医不足を解決?:9/25(月)午前10時~
Chapter 4 勉強できる場所は意外と近くに:9/26(火)午前10時~
プライマリ・ケア(PC)医の樫尾明彦先生が「漢方医学をどう教える?どう学ぶ?」をテーマに全国各地の漢方の指導医とトークを繰り広げるシリーズの第1弾。
Chapter 3では、若手医師の間でオンライン勉強会などが拡がっている状況を踏まえ、漢方医学教育にオンラインをどう活用するか、漢方の理論はどこから入っていくと学びやすいかなどについて語り合います。
【「漢方医学をどう教える?どう学ぶ?」シリーズ】
第1回「総合診療と漢方は親和性が高い!」(樫尾明彦×吉永 亮×安田雄一×蜂木麻璃奈)
第2回「卒前教育・初期研修で漢方を学ぶ」(樫尾明彦×有田龍太郎×蜂木麻璃奈)
第3回「学べばその先に豊饒の海が」(樫尾明彦×加島雅之×蜂木麻璃奈)
第4回「漢方は限界を突破する武器になる」(樫尾明彦×小川恵子×野上達也×大橋博樹)
【関連情報】
飯塚病院漢方診療科ホームページ
「ジェネラリストNAVI」ホームページ(医学書院)
樫尾 明彦(かしお あきひこ) 給田ファミリークリニック副院長
2004年聖マリアンナ医科大学卒。2010年昭和大学大学院医学研究科修了。2013年医療福祉生協連家庭医療学開発センター後期研修修了。和田堀診療所所長を経て、2017年給田ファミリークリニック副院長。昭和大学兼任講師。聖マリアンナ医大非常勤講師(総合診療内科学)。日本東洋医学会学術教育委員。日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医。著書に『問診から選べる漢方薬ツールキット』(カイ書林)、『対話で学ぶ精神症状の診かた』(南山堂)、電子コンテンツ『在宅診療でこそ使える漢方薬』(日本医事新報社)など。
吉永 亮(よしなが りょう) 飯塚病院東洋医学センター漢方診療科診療部長
2004年自治医科大学卒。飯塚病院で初期研修後、漢方診療科で外来研修を行いながら地域医療に従事。2013年から漢方診療科勤務。漢方の可能性を拡げるべく漢方診療を行いながら、プライマリ・ケア、総合診療に役立つ漢方治療を発信している。九州大学病院総合診療科特別教員(漢方外来担当)。日本東洋医学会漢方専門医・指導医・学術教育委員。日本内科学会総合内科専門医。日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療指導医。著書に『あつまれ!! 飯塚漢方カンファレンス』(南山堂)など。
安田雄一(やすだ ゆういち) 頴田病院総合診療科
福岡県飯塚市の頴田病院で病棟・外来・訪問診療・乳幼児健診等に携わりながら漢方専門医に向け勉強中。
蜂木 麻璃奈(はちき まりな) 獨協医科大学病院総合診療科
2019年大分大学医学部卒。2021年獨協医科大学病院での臨床研修修了、同院総合診療科入局、総合診療専攻医研修開始。2023年7月より専攻医研修の一貫として栃木医療センターにて外部研修中。