2023/10/17
本日は、「漢方医学をどう教える?どう学ぶ?」シリーズの第2回「卒前教育・初期研修で漢方を学ぶ」をお届けします。
本シリーズでは、プライマリ・ケアと漢方診療の両方に精通する樫尾明彦先生が、全国各地の漢方の指導医をゲストに迎え、プライマリ・ケア医、総合診療医のニーズを満たす漢方医学教育のあり方について議論します。
第2回は、東北大学病院の有田龍太郎先生に漢方教育の現状と課題についてご発表いただき、それをもとに、若手プライマリ・ケア医の蜂木麻璃奈先生も交えてディスカッションいただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。
【出演者】
樫尾明彦(給田ファミリークリニック副院長):進行
有田龍太郎(東北大学病院総合地域医療教育支援部・漢方内科助教)
蜂木麻璃奈(獨協医科大学病院総合診療科)
【配信スケジュール】
Chapter 1 東北大学における漢方医学教育:10/12(木)午前10時~
Chapter 2 医学部時代に基礎を学べる環境:10/13(金)午前10時~
Chapter 3 研修中にどう学ぶ意欲を維持するか:10/16(月)午前10時~
Chapter 4 専門医取得後のニーズに対応する:10/17(火)午前10時~
プライマリ・ケア医の樫尾明彦先生が「漢方医学をどう教える?どう学ぶ?」をテーマに全国各地の漢方指導医とトークを繰り広げるシリーズの第2回。
Chapter 4では、今後、専門医取得後の医師の間で漢方をあらためて学びたいというニーズが増えてきたときにどう対応するか、という話題でディスカッション。
最後に有田先生が、全国の漢方に関心を持つ総合診療医・PC医にメッセージを送ります。
【「漢方医学をどう教える?どう学ぶ?」シリーズ】
第1回「総合診療と漢方は親和性が高い!」(樫尾明彦×吉永 亮×安田雄一×蜂木麻璃奈)
第2回「卒前教育・初期研修で漢方を学ぶ」(樫尾明彦×有田龍太郎×蜂木麻璃奈)
第3回「学べばその先に豊饒の海が」(樫尾明彦×加島雅之×蜂木麻璃奈)
第4回「漢方は限界を突破する武器になる」(樫尾明彦×小川恵子×野上達也×大橋博樹)
【関連情報】
東北大学病院漢方内科ホームページ
日本漢方医学教育協議会 編『基本がわかる 漢方医学講義』(羊土社)
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樫尾 明彦(かしお あきひこ) 給田ファミリークリニック副院長
2004年聖マリアンナ医科大学卒。2010年昭和大学大学院医学研究科修了。2013年医療福祉生協連家庭医療学開発センター後期研修修了。和田堀診療所所長を経て、2017年給田ファミリークリニック副院長。昭和大学兼任講師。聖マリアンナ医大非常勤講師(総合診療内科学)。日本東洋医学会学術教育委員。日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医。著書に『問診から選べる漢方薬ツールキット』(カイ書林)、『対話で学ぶ精神症状の診かた』(南山堂)、電子コンテンツ『在宅診療でこそ使える漢方薬』(日本医事新報社)など。
有田 龍太郎(ありた りゅうたろう) 東北大学病院総合地域医療教育支援部・漢方内科助教
2007年慶應義塾大学医学部卒。同大医学部漢方医学センター、東北大学大学院博士課程を経て、2021年より現職。日本内科学会総合内科専門医。日本プライマリ・ケア連合学会認定医。日本東洋医学会漢方専門医・指導医。漢方生薬ソムリエ(中級)。
蜂木 麻璃奈(はちき まりな) 獨協医科大学病院総合診療科
2019年大分大学医学部卒。2021年獨協医科大学病院での臨床研修修了、同院総合診療科入局、総合診療専攻医研修開始。2023年7月より専攻医研修の一貫として栃木医療センターにて外部研修中。