【医療関係者向けシリーズ企画・クリニックの地域医療戦略】「かかりつけ医機能報告」は未来の地域医療をどう形づくるか① 制度開始に向け何を、どう準備するか（松村真司×大橋博樹×二木 立）
（視聴時間11分・2025年1月15日収録）

本日は、クリニックの地域医療戦略を考えるシリーズの第4回「『かかりつけ医機能報告』は未来の地域医療をどう形づくるか」をお届けします。
2025年4月からスタートする「かかりつけ医機能報告」制度は、地域医療にどのような影響を与え、地域のクリニックはどのように対応することが求められるのか。
かかりつけ医機能をめぐる諸問題に詳しい3人の医師、松村医院院長の松村真司先生、多摩ファミリークリニック院長の大橋博樹先生、日本福祉大学名誉教授の二木立先生にご出演いただき、ディスカッションを通して未来の地域医療を展望していただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。（全6回）

【出演者】
松村真司（松村医院院長）
大橋博樹（多摩ファミリークリニック院長／日本プライマリ・ケア連合学会副理事長）
二木 立（日本福祉大学名誉教授）

【配信スケジュール】
Chapter 1 【松村真司】制度開始に向け何を、どう準備するか：2/27（木）午前10時公開
Chapter 2 【大橋博樹】「かかりつけ医機能支援診療所」が必要：2/28（金）午前10時公開
Chapter 3 【二木 立】医師・医療機関の積極的対応が求められる：3/3（月）午前10時公開
Chapter 4 【討論①】「1号機能」と「2号機能」を分けた意味：3/4（火）午前10時公開
Chapter 5 【討論②】低リスクの在宅患者を「面で支える」：3/5（水）午前10時公開
Chapter 6 【討論③】かかりつけ医を希望する患者の激増はない？：3/6（木）午前10時公開

【関連情報】
厚生労働省「かかりつけ医機能報告制度」専用サイト
厚生労働省「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」報告書

「かかりつけ医機能報告」（2025年4月施行）が地域医療に与える影響、クリニックが取るべき対応について、プライマリ・ケア、医療政策の専門家が徹底討論！
Chapter 1では、進行役の松村医師が「かかりつけ医機能報告」制度のポイントと現場の懸念、自院の対応についてわかりやすく解説します。

Chapter 2「【大橋博樹】「かかりつけ医機能支援診療所」が必要」へ （2/28（金）午前10時公開）

【出演者PROFILE】

松村 真司（まつむら しんじ）　松村医院院長
1991年北海道大学医学部卒。UCLA総合内科・公衆衛生大学院、東大医学教育国際協力研究センターなどを経て、2001年より現職。専門は総合診療とプライマリ・ケア。編著書に『プライマリ』『外来診療ドリル』『帰してはいけない外来患者』（いずれも医学書院）など。

大橋 博樹（おおはし ひろき）　多摩ファミリークリニック院長／日本プライマリ・ケア連合学会副理事長
2000年獨協医科大学卒。川崎市立多摩病院総合診療科医長などを経て、2010年多摩ファミリークリニック開業。東京医科歯科大学臨床教授。聖マリアンナ医科大学臨床教授。共著に『若手院長です 開業のこと何でも質問してください』（プリメド社）など。

二木 立（にき りゅう）　日本福祉大学名誉教授
1972年東京医科歯科大学卒。代々木病院リハビリテーション科科長・病棟医療部長、日本福祉大学教授・副学長、学長を歴任。専門は医療経済・政策学。著書に『病院の将来とかかりつけ医機能』（勁草書房）など。日本医事新報誌上で「深層を読む・真相を解く」連載中。

【クリニックの地域医療戦略シリーズ】

第1回「地域フォーミュラリ・リフィル処方箋をどう活用するか」（草場鉄周×近藤太郎×小見川香代子）
第2回「診療報酬改定2024最速解説」（小松大介／永井康徳）
第3回「プライマリ・ケア薬物治療の新戦略」（今井博久×北 和也×佐々江龍一郎）