2022/06/29
今日のテーマは「まだまだおかしい!コロナ対策」。
感染経路への正しい理解を共有し、行き過ぎたコロナ対策を是正するにはどうすればいいか。国立病院機構仙台医療センター ウイルスセンター長の西村秀一先生と長崎大学医学部小児科教授の森内浩幸先生に、未来を担う子どもを守る視点でディスカッションいただきます。(全6回)
第1回 感染経路を正しく理解する
第2回 学校の現場から対策の是正を
第3回 医療従事者は正しく恐れたか
第4回 COVID-19対策関連健康被害
第5回 ワクチン政策を検証する
第6回 子どもの視点で総括を
『新型コロナの大誤解』などの著書や『史上最悪のインフルエンザ』などの訳書で知られる仙台医療センターウイルスセンター長の西村秀一医師と、COVID-19対策による子どもの健康被害に警鐘を鳴らしてきた長崎大小児科教授の森内浩幸医師が、「不可解な対策」「行き過ぎた対策」を子どもを守る視点で大総括!
第5回は、新型コロナ感染症に対する日本のワクチン政策について徹底検証します。
米国のワクチン政策を研究した『豚インフルエンザ事件と政策決断─1976起きなかった大流行』を訳すなどワクチン政策の歴史に詳しい西村氏は、今回の日本政府の判断は「間違っていない」としながら「子どもに対するワクチン接種は大きな問題」と指摘。
子どもへのワクチン接種をどう判断するかについて小児科学会理事として発信してきた森内氏は、いまあるエビデンスで健康な子どもにまで接種を強いることはできないと強調します。
西村 秀一(にしむら ひでかず) 国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター長
1984年山形大医学部卒。米国疾病予防管理センター(CDC)客員研究員、国立感染症研究所主任研究官などを経て、2000年より現職。著書に『新型コロナ「正しく恐れる」』(藤原書店)、『もうだまされない 新型コロナの大誤解』(幻冬舎)、訳書に『史上最大のインフルエンザ』(みすず書房)など。
森内 浩幸(もりうち ひろゆき) 長崎大学医学部小児科教授
1984長崎大医学部卒。米国国立衛生研究所アレルギー・感染症研究所(NIAID)留学などを経て、1999年より現職。日本小児科学会理事、日本ウイルス学会理事。
和田耕治×今枝宗一郎「新型コロナ対策 出口戦略のシナリオ【1】 出口戦略に舵を切るタイミング」
宮坂昌之「新型コロナワクチンに対する疑問に答える② ワクチン後遺症はあり得るのか」
森内浩幸「オミクロン株出現後の小児COVID-19診断・治療② 5~11歳ワクチン接種の留意点」
岩田健太郎×高山義浩「オミクロン株感染拡大~いま優先すべき対策、専門家が果たすべき役割【全体版】」
相良博典×平畑光一「新型コロナ後遺症はここまで改善できる!【全体版】」
[討論 Pro×Pro]まだまだおかしい!コロナ対策─感染経路への正しい理解を(西村秀一×森内浩幸)※本動画のダイジェスト