厚生労働省は8日、後発医薬品54社191品目の薬価収載を官報告示した。収載は翌9日付。初めて薬価が収載された後発品は5成分10規格24品目。 初収載の5成分のうち、糖尿病用剤のミチグリニドカルシウム水和物(先発品:グルファスト、キッセイ薬品工業)は、「5mg1錠(OD)」「10mg1錠(OD)」の規格で5社10品目が収載された。
このほか、循環器官用剤のボセンタン水和物(同トラクリア、アクテリオンファーマシューティカルズジャパン)は「62.5mg1錠」「6.25%1g」の規格で7社8品目、抗てんかん剤のトピラマート(同トピナ、協和発酵キリン)は「25mg1錠」「50mg1錠」「100mg1錠」の規格で1社3品目、解毒剤のホリナートカルシウム(同ロイコボリン/ユーゼル、ファイザー/大鵬薬品工業)は「25mg1錠」の規格で1社1品目、合成麻薬のレミフェンタニル塩酸塩(同アルチバ、ヤンセンファーマ)は「2mg1瓶」「5mg1瓶」の規格で1社2品目がそれぞれ収載された。