財務省の「2015年の税関における知的財産侵害物品の差止状況」によると、同年の輸入差止点数は68万9621点(前年比23.0%減)。そのうち医薬品は8万8543点(同203.4%増)で最も多い。
ただし、件数ベースではバッグ類が1万1463件で最多。衣類4610件、靴類3875件と続く。医薬品は7番目で1030件だった。
差し止められた医薬品の中で特に多いのは「バイアグラ」(一般名:シルデナフィル)などのED(勃起不全)治療薬。財務省は、消費者の健康を脅かす危険性があるとして注意喚起している。
仕出国(地域)は中国が全体の76.5%を占め、韓国(12.7%)、香港(6.1%)の順。
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