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仲野 徹×松本俊彦「誰がために医師はいる〈対話篇〉④ 「白衣を着た捜査員」になるな」

2022/09/28

【Web医事新報チャンネル】2022/9

スペシャル対談「誰がために医師はいる〈対話篇〉④ 「白衣を着た捜査員」になるな」(仲野 徹 阪大名誉教授×松本俊彦 国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部長)
(視聴時間12分・2022年8月5日収録)

本日は、大阪大学名誉教授の仲野徹先生と国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部長の松本俊彦先生によるスペシャル対談「誰がために医師はいる〈対話篇〉」をお届けします。
薬物依存症患者と向き合う日々を描いた『誰がために医師はいる』でこのほどエッセイスト・クラブ賞を受賞した松本先生と、同書を書評でいち早く取り上げ激賞した仲野先生が初顔合わせ。
依存症に対する常識的な見方を覆す「こわいもの知らず」のセッションをお楽しみください。(全4回)

「誰がために医師はいる〈対話篇〉」配信スケジュール】
Chapter 1 薬物依存の「常識」覆す問題作 9/22(木)午前10時~
Chapter 2 薬物と政治・差別との深い関係 9/26(月)午前10時~
Chapter 3 「ダメ。ゼッタイ。」はダメ  9/27(火)午前10時~
Chapter 4 「白衣を着た捜査員」になるな 9/28(水)午前10時~

薬物依存症患者と向き合う日々を描いた『誰がために医師はいる』でこのほどエッセイスト・クラブ賞を受賞した松本俊彦先生(国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部長)と、同書を日本医事新報誌上でいち早く取り上げ激賞した仲野徹先生(阪大名誉教授)が、依存症に対する常識的な見方を覆す「こわいもの知らず」のトークを繰り広げるスペシャル対談。

Chapter 4では、違法薬物使用や薬物依存の問題に医療者はどう向き合うべきかが話題に。松本先生は、オピオイドの問題も含め薬物の問題を医療者が正しく理解することの大切さを訴えます。
話はさらに「ネット依存」「ゲーム依存」まで広がり、最後に仲野先生は「もう一度医学部を出てやり直すとしたら、薬物専門の医師を選ぶか」という厳しい(?)質問を松本先生にぶつけます。

Chapter 1「薬物依存の「常識」覆す問題作」

【PROFILE】

仲野 徹(なかの とおる) 大阪大学名誉教授/生命科学者
1981年阪大医学部卒。内科医としての勤務、ヨーロッパ分子生物学研究所研究員、京大講師、阪大微研教授を経て、2004年より阪大病理学教授、2022年3月退職。日本医事新報で「なかのとおるのええ加減でいきまっせ!」(~2022年4月)「なかのとおるの御隠居通信」(2022年5月~)連載。著書に『エピジェネティクス』(岩波新書)、『こわいもの知らずの病理学講義』(晶文社)、『からだと病気のしくみ講義』(NHK出版)、『仲野教授の笑う門には病なし』(ミシマ社)など。

松本 俊彦(まつもと としひこ) 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長/精神科医
1993年佐賀医大卒。横浜市大病院精神科、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所司法精神医学研究部、同研究所自殺予防総合対策センターなどを経て、2015年より現職。著書に『自傷行為の理解と援助』(日本評論社)、『自分を傷つけずにはいられない』(講談社)、『もしも「死にたい」と言われたら』(中外医学社)、『薬物依存症』(ちくま新書)、『誰がために医師はいる』(みすず書房)など。

【関連動画】

仲野徹×久坂部羊「医学生たちよ、君らだいじょうぶか?①」
松本俊彦「クリニック外来で違法薬物使用の疑いのある患者を診たとき①」

【関連記事】

[スペシャル対談]誰がために医師はいる〈対話篇〉─薬物依存に対する常識的な見方を覆す(仲野 徹×松本俊彦) ※本動画のダイジェスト
[ええ加減でいきまっせ!]『誰がために医師はいる』(仲野徹)

【関連書籍】

樋口進編『現代社会の新しい依存症がわかる本─物質依存から行動嗜癖まで【電子版付き】』 (日本医事新報社)※松本俊彦先生分担執筆
日本医事新報社編『医師のためのアンガーマネジメント』(日本医事新報社) ※仲野徹先生、松本俊彦先生分担執筆

松本俊彦『誰がために医師はいる─クスリとヒトの現代論』(みすず書房)

【関連コンテンツ】

松本俊彦『〈現代社会の新しい依存症〉自傷癖Q&A』(日本医事新報社)

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