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【特別企画】日野原重明先生を偲ぶ

日本の医学・医療の改革をリードしてきた聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生(105歳)が2017年7月18日午前6時33分、呼吸器不全のためご自宅でお亡くなりになりました。
日野原先生は、長年にわたり「日本医事新報」の様々な企画に関わり、103歳を迎える前には、次世代リーダーへのメッセージとして『だから医学は面白い~幻(ビジョン)を追い続けた私の軌跡』を書き下ろしてくださいました。
本コーナーでは、小社所蔵の画像・資料および「日本医事新報」バックナンバーより日野原先生の思い出の写真、記事・論文の一部を紹介し、医学・医療界の精神的支柱として生涯現役を貫いた故人に哀悼の意を表したいと思います。

〈Web医事新報〉関連記事

[速報]日野原重明氏が死去、105歳―福井氏「悲しみと喪失感は万言を費しても言い表わすことができない」(2017年7月18日)

[お茶の水だより]時間を超越する日野原氏の「いのち」(2017年7月20日)

追悼 日野原重明先生―高久史麿、黒川清、猿田享男、横倉義武(2017年7月27日)

故日野原重明氏の病院葬、医療関係者も多数参列(2017年7月31日)

〈日本医事新報〉バックナンバーより

アートとしての医学~ウィリアム・オスラー論

 ウィリアム・オスラー博士の死に関する哲学と死の研究[1993年5月22日号、5月29日号掲載]

リーダーシップが試された地下鉄サリン事件

 聖路加国際病院サリン患者診療報告会から〔抜粋〕[1995年5月6日号掲載]

医師養成システム・医学教育改革への情熱

 [対談]歩みだした内科専門医制度[1974年3月23日号掲載]



      

【左】若き日の日野原重明氏
【中・右】「歩みだした内科専門医制度」をテーマに柴山豊氏(実地医家のための会)と対談(日本医事新報 1974年3月23日号掲載)


      

      



  

◆聖路加国際病院理事長として「人」欄に登場(日本医事新報 1999年1月2日号掲載)


    

【左】聖路加看護大学(現・聖路加国際大学)で「ナースのための高級診断術」の連続講義(2013年9月)
【中】103歳を前に『だから医学は面白い』(日本医事新報社刊)を書き上げ、扉デザイン用に「夢」の書をしたためる(2014年7月)
【右】新老人の会宮城大会でサイン会(2014年9月)


  

【左】104歳の誕生日を祝うパーティー(新老人の会主催)でPepper君と対話(2015年10月)
【右】長年幹事を務めてきた内科懇話会の忘年会で挨拶(2015年12月)


                 

プロフェッショナル人生の集大成として
103歳を迎える前に書き下ろした医学・医療論
『だから医学は面白い~幻(ビジョン)を追い続けた私の軌跡』
(日本医事新報社刊)
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