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直感で始める診断推論 向上のための誤診を恐れるな

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第1章 直感を活かす

1 直感で始める診断推論
2 診断力を高めるための誤診のススメ

COLUMN1▶疾患スクリプト(illness script)

COLUMN2▶BATHE法

第2章 疾患を想起できないとき

1 情報を上位の医学概念に置き換える
2 SQのピットフォール
3 解剖学的アプローチ
4 病態アプローチ
5 診断推論の定石

第3章 キーワードの選び方─OPQRSTアプローチ

1 キーワードにならない主訴
2 OPQRSTアプローチ
3 一般外来で最も有用なP(増悪因子)
4 体動で悪化する痛みのピットフォール

COLUMN1▶発症様式と臨床経過

COLUMN2▶筋の等張性負荷と等尺性負荷

第4章 侵害受容性疼痛─内臓痛と関連痛

1 痛みの分類
2 侵害受容性疼痛

COLUMN▶仮説に基づく身体診察の重要性

第5章 神経障害性疼痛─解剖学的アプローチ

1 神経障害性疼痛
2 末梢神経
3 神経根
4 神経叢
5 脊髄
6 脳幹および脳神経
7 大脳(視床)

COLUMN▶手根管症候群の運動症状

第6章 心因性疼痛─器質性疾患への紛れ込みを見抜く

1 虚偽性障害
2 心因性疼痛へのアプローチ
3 2通りの心因性疾患
4 詐病
5〝治りたくない〞心因性疾患の特徴(器質性疾患との比較において)

COLUMN1▶カーネット徴候

COLUMN2▶病者の役割(sick role)

第7章  医者が誤解する患者の言葉~日本語の曖昧さを乗り越える~

1 日本語の多義性に基づく誤判断
2 患者自身の不正確な言葉の選択
3 言語化できない症状

COLUMN1▶のどに刺さった魚の骨─受診すべきは耳鼻咽喉科? 消化器科?

COLUMN2▶解釈モデルと医学モデル

第8章  医者が誤解する患者の言葉~日本語の曖昧さを乗り越える(続)~

1 言語化できない症状 その2
2 患者の言葉に医師の想像力が追いつかない
3 主訴が鍵となる症状をマスクしてしまう
4 患者のウソ

COLUMN1▶患者の症状を映像化する

COLUMN2▶見たいモノしか見えない

第9章  曖昧さと複雑性を主戦場とするジェネラリストの診断方略

1 曖昧さを確率に変える
2 引き算診断
3 比較診断
4 愁訴のグルーピング(多愁訴への対応)
5 キーワード削減法(一元的に説明できない複数のキーワードへの対応)

COLUMN1▶最難関主訴:倦怠感

COLUMN2▶何でもありのS2ALT(ダブルソールト)

第10章 誤診回避の方略

1 プライマリ・ケアで診断にこだわる意義
2 診断名を告知する意義
3 二重プロセス理論
4 早期閉鎖を回避するための6マイクロスキル
5 6マイクロスキルのピットフォール
6 ヒューリスティックバイアス

COLUMN1▶6マイクロスキル(Six Microskills)

COLUMN2▶診断推論は知識かスキルか

おわりに

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