●執筆
田中耕一郎(東邦大学医療センター大森病院東洋医学科准教授/診療部長)
●商品説明
判型:A4判
頁数:21頁
発行日:2020年8月12日
990円(税込)
●内容紹介
慢性腰痛に牛車腎気丸、帯状疱疹後神経痛に辛夷清肺湯、線維筋痛症に四逆散+四物湯+桂枝茯苓丸など、主な疼痛疾患の漢方処方をまとめました。疼痛の考え方として、過労、睡眠不足など「消耗性」、気温、ストレスなど「増悪因子」を挙げ、それぞれの要素を考慮した処方を紹介。代表的な処方だけではなく、個々の患者の状況に合わせたベストな処方が選択できます。慢性疼痛がなかなか治らないとき、漢方薬を試してみませんか?
【目次】
Introduction
1.慢性疼痛の特徴“複雑系”
2.慢性疼痛治療ガイドラインにおける漢方の位置づけ
3.漢方の対象となる領域は?
4.問診項目と処方
(1)消耗性
(2)増悪因子の存在
5.慢性骨格筋痛
(1)腰痛
(2)脊柱管狭窄症
(3)変形性関節症(膝,股)
(4)肩関節周囲炎
(5)その他
6.慢性神経障害性疼痛
(1)帯状疱疹後神経痛
(2)脳血管障害後疼痛
(3)無症候性肛門部痛
7.術後痛および外傷後慢性疼痛
(1)慢性術後痛:術後遷延痛
(2)複合性局所疼痛症候群(complex regional pain syndrome:CRPS)
8.慢性頭痛および口腔顔面痛
(1)片頭痛
(2)緊張型頭痛
(3)口腔顔面痛
9.一次性慢性疼痛
(1)線維筋痛症
10.より詳しく知りたい人のために
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