●執筆
中村正和(公益社団法人地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センターセンター長)
●商品説明
判型:A4判
頁数:27頁
発行日:2022年5月13日
1,650円(税込)
※この商品は2018年発行の書籍『現代社会の新しい依存症がわかる本〜物質依存から行動嗜癖まで』の「part4 ニコチン依存」の章を加筆・修正してwebコンテンツ化したものです。
●内容紹介
▷ニコチンは、他の依存性薬物と同様、脳の報酬回路に作用して快楽物質であるドパミンを分泌させます。ニコチン依存とはニコチンを繰り返し摂取するうちに、ニコチンの脳への作用により使用をコントロールすることができなくなり、ニコチンを連続的・強迫的に使用する状態をいいます。
▷わが国の禁煙ガイドラインでは、喫煙者は「積極的禁煙治療を必要とする患者」と述べられています。また禁煙治療は医療費の節減効果が治療コストを上回り、有効かつ経済効率性が高いといえます。
▷本コンテンツではニコチン依存の概要から、禁煙外来での診療について、治療中に気をつけなければならないことなど、知っておきたいポイントをQ&A方式でわかりやすく解説。
▷Webコンテンツ化にあたり、新型たばこ(加熱式たばこ・電子たばこ)や禁煙治療アプリ、またオンライン診療や2022年の診療報酬改定についても加筆。現代の禁煙治療にあたって必読の1本です!
【目次】
Q1 ニコチン依存とはどんな病態ですか?
Q2 ニコチン依存はなぜ起こるのでしょうか?
Q3 ニコチン依存患者の背景にはどんな原因がありますか?
Q4 ニコチン依存の何が問題なのでしょうか?
Q5 禁煙外来の受診に結びつけるための対策は?
Q6 診断のポイントは?
Q7 禁煙外来ではどのような治療を行っているのですか?
Q8 禁煙外来はどの程度の効果がありますか?
Q9 治療中に気をつけなければならないことは?
Q10 外来治療薬にはどんなものがありますか?
Q11 加熱式たばこなどの新型たばこは禁煙に効果がありますか?
Q12 禁煙外来はどうやって探せばいいでしょうか?
Q13 禁煙外来で健康保険が適用されるための条件は?
Q14 禁煙外来を開設するにはどうしたらいいですか?
Q15 治療後のフォローアップについて教えてください。
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