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プライマリ・ケアの理論と実践

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刊行にあたって

プライマリ・ケアとは

執筆者一覧

第1章:プライマリ・ケアの今と未来

1. 多様性の中に見える未来
2. 患者中心の医療の方法〈総論〉〜「疾患の治療」だけでなく「病む人へのケア」を
3. プライマリ・ケアらしい女性医療

第2章:診療所救急

4. 診療所救急〈総論〉Triage & Action !
5. 診療所救急〈高齢者・在宅〉
6. 診療所救急〈内科〉
7. 診療所救急〈小児〉30秒で見た目(ABC)をチェック!!
8. 診療所救急〈マイナーエマージェンシー〉

第3章:ACP・臨床倫理

9. アドバンス・ケア・プランニングとは?
10. ACP(人生会議)のダークサイドACP,だれのため?
11. 臨床倫理
12. 「総合医育成プログラム」とは

第4章:プライマリ・ケアとスポーツ医学

13. スポーツ医学sports and exercise medicine〈総論〉
14. スポーツと内科系疾患
15. 女性と運動
16. 小児のスポーツ障害〈障害要因と障害予防〉(上)
17. 小児のスポーツ障害〈小児の成長発育と骨端症〉(下)
18. プライマリ・ケアにおけるアンチ・ドーピング

第5章:多職種連携

19. 医師が多職種から求められていること
20. 医師として多職種連携にどう関わるか
21. グループ診療
22. 都市部での多職種連携の実践
23. 多職種連携教育が声高になってきた背景と今の教育
24. 統合的ケア・総論

第6章:プライマリ・ケア研究

25. Patient Experience(PX)に関する研究
26. 現場の臨床疑問から研究を実施する
27. 診療所ネットワークによる臨床研究〈在宅コホート研究〉
28. ICPCを用いたプライマリ・ケアにおける研究
29. 多疾患併存状態(マルチモビディティ)に関する研究1つ

第7章:EBM

30. EBM〈総論〉EBMをどう役立てられるか
31. EBM〈治療〉
32. EBM〈実践〉
33. EBM〈診断〉
34. EBMを活用してチーム医療を充実させるStep1とStep5の共有がチーム力を高める

第8章:患者中心の医療の方法

35. 患者中心の医療の方法─「病い体験」を探る
36. 患者中心の医療の方法〈コンテクストを探る〉
37. 患者中心の医療の方法〈合意点を探る〉

第9章:プライマリケア・エコー

38. プライマリ・ケア医のためのエコー〈総論〉
39. プライマリ・ケアで診る運動器疾患〈膝関節〉
40. “便秘”にエコー
41. プライマリ・ケア医のための肺エコー〈肺炎〉
42. プライマリ・ケアにおける頭頸部エコー〈小児の耳下腺腫脹〉

第10章:予防医療

43. 予防医療〈総論〉
44. スクリーニングの利益と害を見積もる
45. 成人における2型糖尿病スクリーニング
46. 神経管閉鎖障害の予防のための葉酸摂取
47. 予防医学〈喫煙〉
48. わが国における健診(検診)の現状と今後の課題
49. 予防医学〈腹部大動脈瘤スクリーニング〉
50. 慢性閉塞性肺疾患(COPD)スクリーニング
51. こどもの予防医療
52. 不健康な飲酒:Unhealthy use of alcoholのスクリーニング〜根拠ある予防医療の実践

第11章:今さら聞けない?診断学領域primer

53. 診断学を取り巻くこの20年の出来事,そして日本では
54. 現代の診断エラー,そして臨床診断改善学会
55. 慢性疾患患者の継続診療で見落としを避ける「診断戦略」
56. 診断とAIとの協働,現状と未来展望AIに診断力を奪われるのではなく,AIにより診断力を強化する時代へ
57. 精度の高い病歴の技術に必要なことは?
58. 未来の身体診察と診断
59. 未分化な問題と診断学
60. 日本における診断学教育の活動の実際(学生〜初期研修医)
61. 診断プロセスへのフィードバック
62. 日本における診断学教育の活動の実際reflection,そして最近接発達領域
63. 観察力の教育と診断
64. 医学教育における診断学教育の展望

第12章:治療と仕事の両立支援

65. 患者の治療と仕事の両立支援(総論・前編)〜仕事や職場を考慮した治療の提示は,働く患者への社会的処方箋となる
66. 患者の治療と仕事の両立支援(総論・後編)〜医療用語を仕事の作業の言葉に翻訳した主治医意見書が鍵
67. プライマリ・ケア医ができる職場との連携
68. がん治療と就労の両立支援
69. 職域で精神面の問題を認めた場合の治療と仕事の両立支援
70. 生活習慣病の重症化予防のために
71. プライマリ・ケア医がおさえるべき腰痛と仕事の両立

第13章:苦悩と癒し

72. 苦悩と癒し[1]
73. 苦悩と癒し[2]
74. 苦悩と癒し[3]

第14章:家族志向のケア

75. 家族志向のケア[1]〜家族が患者に与える健康への影響
76. 家族志向のケア[2]
77. 家族志向のケア[3]
78. 家族志向のケア[4]

第15章:SDHと社会的処方

79. 健康の社会的決定要因(SDH)と「社会的処方」〜保健・医療・介護・福祉・地域社会が一体となりSDHに対応する
80. 「社会的処方」~医師会の取り組み事例〜栃木県・宇都宮市医師会の場合
81. 「社会的処方」〜病院の取り組み事例〜岩手県一関市・藤沢病院の場合
82. 「社会的処方」〜診療所の事例〜東京都国立市・新田クリニックの場合
83. 「社会的処方」~まちづくりの視点から〜「社会的処方」を文化にする
84. 「社会的処方」の地域共生社会推進に向けた有用性〜医療職への示唆

第16章:行動変容

85. 行動変容〈総論〉〜「わかっちゃいるけどやめられない」に向き合う
86. 行動変容に取り組む医療者の心の持ち方〜行動を変えない患者にイライラしてしまう!
87. 患者の動機を見出す,引き出す〜生活指導のマンネリ化を打開しよう!
88. 生活の中で行動を変える仕組みづくり〜患者のやる気は感じられるのに変わらない!
89. 継続性の重要性と継続を促すための関わり〜受診を自己中断した患者が突然受診した!
90. 「もう別にいいんです」〜セルフ・ネグレクトの患者とどう関わるか

第17章:在宅医療

91. 在宅医療の諸相[1](導入〜維持)〜家族ケアと多職種連携が鍵になる
92. 在宅医療の諸相[2](急性期)〜在宅患者の発熱 在宅で治療する?病院へ送る?
93. 在宅医療の諸相[3](看取り)〜自宅で看取るということ,看取りを支えるということ
94. 施設での在宅医療〜施設を取り巻く社会に目を向ける
95. 制度の活用〜訪問看護の制度を理解し,正しい指示書の記載を!

第18章:慢性疾患ケアモデル

96. 慢性疾患ケアモデル〈総論〉〜多面的な介入を考えるためのフレームワーク
97. 慢性疾患ケアモデルを用いた日常診療の振り返り[1]〜慢性疾患ケアモデルを用いて外来診療を俯瞰する
98. 慢性疾患ケアモデルを用いた日常診療の振り返り[2]〜「地域住民のお節介」という貴重な資源を考察する
99. 慢性疾患ケアモデルを用いた日常診療の振り返り[3]〜ケアチームの継続性に支えられた新たな医師患者関係
100. 慢性疾患ケアモデルを用いた日常診療の振り返り[4]〜地方の診療所での一例

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