●執筆
松本哲哉(国際医療福祉大学医学部感染症学講座主任教授/同大学成田病院感染制御部部長)
●商品説明
判型:A4判
頁数:19頁
発行日:2024年10月11日
価格:1,210円(税込)
※本商品は「週刊 日本医事新報」5236号の特集を再構成したものです
●内容紹介
▷バイオフィルムを形成して抗菌薬などから逃れること、薬剤耐性の獲得によって生体内で増殖を始めること、汚染された環境から院内伝播・感染をさせてしまうことなどから、いまだ手強いと言われている緑膿菌についてまとめました!
▷緑膿菌感染症の新たな治療戦略として、これまで使用頻度が高かった薬剤を上回る効果が期待でき、優れた抗菌活性をもつ『タゾバクタム/セフトロザン』や、難治性感染症に有効性が期待でき、切り札となる薬剤『セフィデロコル』といった新規抗菌薬について解説していただきました。
▷細菌に感染するウイルスを用いて細菌感染症を治療する『ファージ療法』、阻害薬を利用した『バイオフィルムの制御』など、6つの現在開発段階の各種治療・予防法についても紹介していただきました。
【目次】
summary
1.緑膿菌感染症の位置づけ
2.緑膿菌の細菌学的特徴
3.緑膿菌感染症の臨床的特徴
4.緑膿菌はなぜ手強いか
5.従来の緑膿菌感染症治療
6.緑膿菌感染症に有効な新規抗菌薬
7.現在開発段階の緑膿菌感染症の各種治療・予防法
8.今後の緑膿菌感染症対策
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