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化膿伴う痤瘡にドキシサイクリン、審査上認める─支払基金[保険情報Capsule]

No.4931 (2018年10月27日発行) P.16

登録日: 2018-10-24

最終更新日: 2018-10-24

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社会保険診療報酬支払基金はこのほど、化膿性炎症を伴う痤瘡に対してテトラサイクリン系抗菌薬「ビブラマイシン」(一般名:ドキシサイクリン塩酸塩水和物)を投与した場合でも、保険審査上、原則として認めるとする取扱い基準を明らかにした。投与の際の留意事項としては、①急性炎症期の中等症以上の症状に対して用いる、②急性炎症期は概ね3カ月を目安とする、③炎症軽快後は抗菌薬を中止し、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの薬剤耐性菌の懸念のない薬剤を用いた維持療法に移行する―などを求める。
このほか、三環系抗うつ薬の「アモキサン」(一般名:アモキサピン)については、内尿道括約筋の閉鎖が不十分であるために精液が膀胱に逆流する「逆行性射精症」に対する処方を保険審査上認める。

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