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悪性黒色腫の併用療法薬など近く承認へ - 新薬情報

No.4789 (2016年02月06日発行) P.12

登録日: 2016-02-06

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厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は1日、悪性黒色腫の併用療法に用いる新薬など4成分6品目の承認を了承した。
このうち、ノバルティスファーマの「タフィンラーカプセル」(ダブラフェニブメシル酸塩)と「メキニスト錠」(トラメチニブジメチルスルホキシド付加物)は、ともに「BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫」を効能・効果とする。タフィンラーはBRAF阻害薬と呼ばれ単剤で使用できるが、メキニストは必ずタフィンラーとの併用療法で用いる。
エーザイの「ハラヴェン静注」(エリブリンメシル酸塩)は、軟部腫瘍のうち、肺、骨などに転移する可能性のある「悪性軟部腫瘍」の効能・効果が追加される。
阪大微生物病研究会の沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合(DPT)ワクチン「トリビック」は、承認された場合、11歳以上13歳未満の小児の定期接種導入に向けた審議の対象になる。


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