日本医師会総合政策研究機構(日医総研)が昨年11月に実施した診療所調査によると、長期処方(30日超)の患者が5割以上の診療所は、全体の14.5%だった。診療科別でみると、最も多いのは泌尿器科で24.2%、次いで内科が20.5%。一方、最も少ないのは耳鼻咽喉科で1.0%だった。
また、1年前と比べて長期処方の患者が増えた診療所は約3分の1であり、減った診療所は1割未満だった。
調査対象は日医の会員のうち、診療所の開設者または法人の代表者で管理者を兼ねる医師から20分の1を無作為抽出した3418人で、有効回答数は1603(有効回答率46.9%)だった。
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