厚生労働省の「医療施設(動態)調査」によると、2018年10月1日現在における全国の一般診療所総数(休止・1年以上休診中を除く)は10万2105施設(前年比634施設増)だった。内訳は、「無床」が93.2%を占め、9万5171施設(同902施設増)。「有床」は6.8%で、6934施設(同268施設減)だった。有床のうち、「療養病床を有する一般診療所」は847施設(同55施設減)。有床診療所は年々減少する一方、無床は増加の一途をたどっており、総数は増え続けている。
病床の規模を変更した一般診療所は299施設。このうち増床は10施設、減床は289施設だった。減床した診療所では、無床への変更が230施設に上った。