安倍晋三元首相が選挙演説中に銃で撃たれ、搬送先の奈良県立医大病院で7月8日午後5時に死亡した事件を受け、日本医師会の松本吉郎会長は翌9日、「突然の訃報に接し、深い悲しみを覚えている」とのコメントを発表した。
松本会長は「安倍元首相には、日本が世界に誇る国民皆保険の堅持にご理解をお示しいただく中で、国民医療の保持増進に多大なるお力添えを賜った。また、新型コロナウイルス感染症という未曾有の事態に対しては、国民の生命と健康を守るために鋭意奮闘いただいた」と医療への貢献の大きさを強調。
「これらのご功績に対して、改めて感謝の意と尊敬の念を表するとともに、安倍元首相のご冥福を心よりお祈り申し上げる」と謝意と哀悼の意を表した。