日本たばこ産業(JT)が毎年実施している「全国たばこ喫煙者率調査」によると、20代男性の喫煙率は23.3%(前年比0.5ポイント増)、30代男性の喫煙率は33.1%(同1.0ポイント増)だった。前年から喫煙率が上昇した年齢層は男女合わせてもこの2つだけだ。
喫煙者率はこの10年間、たばこ税の引上げや健康意識の高まりなどの複合的要因により、全年代で概ね減少傾向が続いてきた。JTは若年男性の喫煙者率が微増した理由について特に見解を示していない。ただ、2018年調査では質問対象の「たばこ製品」に加熱式たばこが初めて明記された。紙巻から加熱式へ切り替えた若年男性のデータが反映された可能性がありそうだ。
で、前年から微増