医師においても高齢化が着実に進んでいくと予想されている。日本医師会総合政策研究機構はこのほど、1996~2016年の医師数の傾向を基に、2036年までの医師の将来推計を公表した。それによると、医療施設勤務医師数は36年までに6万3834人(21%)増加すると予測された。年齢構成別にみると、35~49歳は8464人(8%)の増加にとどまるが、65歳以上は4万4898人(93%)増える。
病院・診療所別にみると、病院では65歳以上が2万3516人(149%)増加。診療所では、35~49歳が6246人(28%)、50~64歳が1万7754人(39%)減少する一方で、65歳以上は1万7168人(53%)、75歳以上は1万889人(90%)増加する。
増加すると予測される