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【人】笠井英夫さん「医師の使命は国民を笑顔にすること」

No.4713 (2014年08月23日発行) P.77

笠井英夫 (日本医師会常任理事)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-03-27

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  • 笠井英夫さん(Kasai Hideo)

    日本医師会常任理事

    1943年岡山市生まれ。69年岩手医大卒。岡山大耳鼻咽喉科助手、川崎医大耳鼻咽喉科講師などを経て、77年笠井医院院長。93年岡山大法学部卒。2002年岡山県医師会理事、08年同専務理事、今年6月日医常任理事就任。

    医師の使命は国民を笑顔にすること

    岡山県医師会から選出された初の日本医師会常任理事となった。横倉義武日医会長が2期目の目標に掲げる「組織力強化」に向けて、勤務医・女性医師の会員増員対策を牽引する。

    自治体が地域の特性を反映した医療計画を策定するには、日々患者と接する医師会の関与が欠かせない。そして、地域医療の要である医療連携を円滑に進めるには、勤務医が医師会に加入し、かかりつけ医と共に計画策定に関与することが必要だと言う。「医師会の使命は、国民がハッピーになって笑顔になること。勤務医や女性の先生にもっと医師会に加入していただき、共に地域医療への責任を持って働きましょうと伝えていきたいです」

     □

    岡山市中心部の小学校跡地で現在、私立病院の建設工事が進む。車社会に対応する広い敷地を求めて中核病院が次々と郊外に移転したのを受け、「今後の人口減社会を見据えれば、地方都市の中心市街地に中核病院が必要」という信念が笠井さんを動かした。

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