日本医師会は6月25日に定例代議員会を開き、常任理事4名の増員について審議、事前に届け出ていた4氏を選定した。新しく就任したのは坂本泰三(兵庫)、佐原博之(石川)、濱口欣也(福岡)、笹本洋一(北海道)の各氏で、任期は2024年6月の定例代議員会まで。
代議員会冒頭の挨拶で松本吉郎会長は、「骨太の方針2023」などに言及。6月21日の記者会見と同様に、トリプル改定に対する書きぶりが原案の「抑制の必要性」が「影響」に修正されたことなどを一定評価、「年末の予算編成過程での前向きな議論になる」との受け止めを示した。
代表質問では厳しさを増す医療機関経営への対応、かかりつけ医機能のあり方、マイナ保険証問題などを巡り執行部の見解が質された(質疑の模様は次号掲載の予定)。