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保険局長に医系技官の鈴木氏が就任 ［厚労省幹部人事］
塩崎恭久厚生労働相は14日の閣議後会見で、局長以上の厚労省幹部人事を発表した。発令は21日付。
保険局長には慶大医学部出身の医系技官の鈴木康裕大臣官房技術総括審議官が就任。鈴木氏は、2012年度診療報酬改定を保険局医療課長として担当した。医系技官が保険局長に就任するのは2回目。医療課長経験者は初。
また、大臣官房長に樽見英樹大臣官房審議官（健康、生活衛生担当）、医薬・生活衛生局長に武田俊彦政策統括官（社会保障担当）、老健局長に蒲原基道大臣官房長、政策統括官（総合政策担当）に福本浩樹大臣官房年金管理審議官が就任。政策統括官はこれまで社会保障担当と労働担当に分かれていたが、課題に総合的に対応するため統一した。二川一男事務次官、岡崎淳一審議官、神田裕二医政局長、福島靖正健康局長は留任する。塩崎厚労相は人事の狙いについて「社会保障改革に最も強力な体制を組むことが最大のポイント」と説明した。
三浦公嗣老健局長と中垣英明医薬・生活衛生局長、介護保険制度の設計や社会保障・税一体改革の立案に携わった香取照幸雇用均等・児童家庭局長は辞職する。 
