No.4811 (2016年07月09日発行) P.14
登録日: 2016-09-08
最終更新日: 2017-01-23
ルフトハンザドイツ航空、オーストリア航空、トルコ航空など、一部の海外の航空会社では、航空機内で急病人が発生した場合の医師の応招率を上げるため、搭乗前に登録した医師に乗務員が直接声をかけ、協力を依頼する制度が運用されている。
これまで日本にはそうした制度はなかったが、今年2月に日本航空(JAL)が国際線・国内線の両方で同様の制度をスタート。全日本空輸(ANA)も9月から国際線で実施予定だ。国内2社の事前登録制を、両社広報部への取材を基に比べてみた(表1)。
残り1,443文字あります
会員登録頂くことで利用範囲が広がります。 » 会員登録する