厚生労働省の「2018年度衛生行政報告例の概況」によると、18年度末現在の薬局数は5万9613施設。前年度に比べ475施設(0.8%)増加しており、近年増加傾向が続いている。前年度に比べて最も増加率が高かったのは奈良で3.1%増。富山が2.5%増、静岡が2.4%増だった。減少したのは福島(2.2%減)、高知(2.0%減)、鹿児島(1.2%減)など11道府県だった。
人口10万人あたりの薬局数は47.1施設。都道府県別にみると、佐賀が63.4と最も多く、次いで山口が58.5施設、広島が57.3施設となっている。
一方、最も少なかったのは福井で37.9施設。千葉が39.1施設、埼玉と沖縄が39.4施設と続いた。
施設ある(2018年度末現在)