2018年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(速報値)によると、オンライン診療を実施している診療所は、16.1%だった。オンライン診療に対する考えとして、「診療は対面が原則であり、オンライン診療は対面診療の補完的なものとして行うべき」と回答した診療所は65.1%。「対面診療と比べ、オンライン診療では十分な診察を行うことができない」としたのは51.5%と、過半数に上った。一方、オンライン診療を受診した経験のある患者への調査では、「対面診療と比べて十分な診察を受けられないと感じた(直接触って異常を見つけてもらうことができない等)」と回答したのは14.9%だった。