日本医師会は6月4日、次期役員選の立候補を締め切り、会長選は現副会長の松原謙二氏(大阪)と現常任理事の松本吉郎氏(埼玉)の一騎打ちとなることが決まった。現状では東北、関東甲信越、中部、九州ブロックから推薦を得ている松本常任理事が優勢な状況とみられる。
副会長(定数3)と常任理事(定数10)も定数以上の立候補があり選挙戦となる。副会長選挙には松本常任理事が推薦する猪口雄二氏(日医副会長)、茂松茂人氏(大阪府医会長)、角田徹氏(東京都医副会長)に加え、今村聡副会長も立候補。日医役員として15年以上の実績がある今村氏がどこまで集票できるかに注目が集まる。役員選は6月25日の第151回日医定例代議員会で投開票が行われる。
松原謙二(大阪府)
日医副会長、1956年9月21日生まれ、65歳
広島大(医学部)・東大(教育学部)・阪大(法学部)卒、池田市医会長、大阪府医理事・副会長、日医常任理事を経て、2013年より日医副会長。内科
松本吉郎(埼玉県)
日医常任理事、1954年8月1日生まれ、67歳
浜松医大卒、埼玉県医理事・常任理事、大宮医会長を経て、2016年より日医常任理事。皮・形成外科
今村聡(東京都)
猪口雄二(東京都)
角田徹(東京都)
茂松茂人(大阪府)
神村裕子(山形県)
宮川政昭(神奈川県)
黒瀬巌(東京都)
細川秀一(愛知県)
今村英仁(鹿児島県)
江澤和彦(岡山県)
釜萢敏(群馬県)
城守国斗(京都府)
長島公之(栃木県)
玉元弘次(千葉県)
渡辺弘司(広島県)