No.4824 (2016年10月08日発行) P.17
登録日: 2016-10-07
最終更新日: 2016-10-12
総務省は9月30日、がん対策推進基本計画に基づくがん対策の実施状況の調査結果を公表した。
全国399のがん診療連携拠点病院のうち、常勤の身体症状緩和医の配置など、緩和ケアチームの構成員である医師の常勤及び専従又は専任に係る4要件(下表)を満たしていない病院が63.4%(253施設)に上ることが明らかになった。4要件のうち未充足の拠点病院が最も多かったのは、専従の身体症状緩和医の配置で、182施設(45.6%)が該当する。
総務省は調査結果を踏まえ、拠点病院に求められる緩和ケアの徹底など緩和ケアの充実に向けた支援などを厚生労働省に勧告した。
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