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『日本医事新報社 100年のあゆみ』をどう読んだか？ ［深層を読む・真相を解く（129）］
No.5154 (2023年02月04日発行) P.66
二木 立 （日本福祉大学名誉教授）
登録日： 2023-02-01
最終更新日： 2023-01-31
- コーナー： OPINION
- 深層を読む・真相を解く
今回は、医療政策の分析はお休みし、昨年末に日本医事新報社から頂いた『日本医事新報社 100年のあゆみ 1921─2021』（2022年10月発行。以下、『あゆみ』）を読んで気付いたり感じたことを書きます。
私が最初に社史を読んだのは、1978年に出版した最初の著書『日本医療の経済学』（川上武先生と共編。大月書店）で「フィルム産業」の分析をした時に、富士写真フイルム株式会社（当時）の『創業25周年の歩み』を読んだ時です。1996～98年に保健・医療・福祉複合体の全国調査をした時は、多くの複合体から寄贈していただいた創立記念誌・周年誌を読みまくりました。そのために、現在でも、社史や病院史を読むのは大好きです。