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かかりつけ医機能研修制度「かかりつけ医持つ契機に」 [日医]

No.4794 (2016年03月12日発行) P.10

登録日: 2016-03-12

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日本医師会が来月から始める「日医かかりつけ医機能研修制度」について、鈴木邦彦常任理事は2日の会見で、「修了証を院内掲示すれば、地域住民がかかりつけ医を持つきっかけになる」と述べ、受講のメリットを強調した。
同研修制度は、研修を受けた医師のかかりつけ医としての機能・能力を認定するもので、基本研修、応用研修、実地研修の3段階制。
基本研修では、日医生涯教育認定証の取得を目指す。応用研修は、かかりつけ医の倫理、フレイル予防、在宅医療などの講義で、日医が行う中央研修、関連する他の研修会、都道府県・郡市区医師会の研修等を受講。実地研修は、学校医、夜間休日の救急診療等、地域行事への医師としての出務など、地域活動を2つ以上実施する。
日医は5月22日に第1回目の中央研修を実施。その後、都道府県医師会でも同様の研修を始める。
鈴木常任理事は「修了証はかかりつけ医として研鑽を続けている証となる。多職種が連携を考える際の指標にもなる」と説明した。


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