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2016参院選 主要政党の医療政策─各党とも財源確保策は明示せず 【まとめてみました】

No.4810 (2016年07月02日発行) P.16

登録日: 2016-07-08

最終更新日: 2017-01-23

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  • 第24回参議院議員選挙が6月22日、公示された。「アベノミクス」への評価や安全保障政策に加え、消費税率引上げ延期により、社会保障・税一体改革に大きな影響がある社会保障分野も争点となる。

    医師候補は10人、自見氏の得票数に注目

    今回の参院選には医師資格保有者が10人立候補した(図)。日本医師連盟が推薦候補として自民党比例区から擁立したのは同連盟参与の自見英子(はなこ)氏。日医連が前回13年の参院選で擁立した羽生田俊日医副会長(当時)は約25万票を獲得し、自民党比例区6位で当選したが、今回自見氏のさらなる上位当選を目指す。

    自見氏は23日に東京都医師会館で行われた参院選出陣式で、「政治は力学。やりたいことをやるにはこれだけの民意が裏づけとしてあるということを明確に示す必要がある。選挙において民意とは得票数」と訴え、選挙への協力を求めた。

    現職では、ともに民進党の桜井充氏、足立信也氏が宮城、大分選挙区からそれぞれ出馬。民進党の医療政策をリードする両氏が再選を狙う。このほか、元厚労政務官の梅村聡氏は旧民主党を離党し、おおさか維新の会から比例区で、東大名誉教授で多数の著作がある矢作直樹氏が日本のこころを大切にする党から比例区でそれぞれ出馬した。

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