経済協力開発機構(OECD)の統計によると、OECD加盟国(メキシコ除く)34カ国のうち、医師数に占める女性医師の割合の平均は5割を下回る。最も高い国はラトビアで74.4%に上る一方、最も低いのは日本で、21.1%(2018年)にとどまる。
一方でOECDは、女性医師の割合はすべての加盟国で過去15年間増加していることも指摘。1990年は平均29%だったが、2000年には38%、15年には46%に増加しており、「この上昇傾向は今後も続く」とみている。
上昇傾向は日本も同様。近年、日本の若年層の女性医師は増加しており、医学部入学者に占める割合は約3分の1となっている。
でOECD最低レベル