杉山裕章先生の連載「Dr.ヒロの学び直し!心電図塾」が5月4日号(No.5219)でちょうど50回を迎えました! 2年前の2022年4月2日号(No.5110)からスタートして、毎月2回の掲載(第1週号、第3週号)を積み重ねて到達した大台です。日々の診療で欠かせない心電図を、基本的な見方から高度なワザまで詳しく解説して頂く人気のコーナーです。
そこで5月のアンケートでは、連載50回を記念して「心電図塾」で印象に残っているテーマや、これから取り上げてほしいテーマを募集しました。
Q1は「面白かったテーマや、印象に残っているテーマとその理由」。これには「QRS電気軸の求め方が斬新だった」(岩手・勤務医)、「心房細動。少しずつ教えていただけるスタイルがとても良いです」(福島・勤務医)、「心周期を基本から知ることができた」(愛知・その他)など様々なテーマが挙がりました。また、特にテーマを絞らずに「毎回楽しく読んでいます」(東京・勤務医)、「大変勉強になっています。時々のまとめかたが非常に良いと思います」(広島・勤務医)など連載全体への評価の声も多数寄せられました。
「心電図塾」の前身である「“すきドリ”すき間ドリル!心電図~ヒロへの挑戦状~」への感想もありました。第26回(2020年7月4日号)の「心拍数、QRS電気軸、完全房室ブロックの求め方」について、「提示例におけるPR(Q)延長についての認識は大変新鮮なものでした。(中略)柔軟なアタマを持ち続けること。これからも意識して努めていきたいと思います」(高知・勤務医)との熱いコメント、ありがとうございます。
Q2で「これから取り上げてほしいテーマとその理由」を尋ねたところ、「心電図と心音の関連についてわかりやすく解説を」(東京・開業医)、「心房細動について、専門医に早めにお願いする所見が知りたい」(神奈川・開業医)、「PP間隔、RR間隔、PRなどの変化。なぜ変化するのか。変化は短くなるのか長くなるのかについて」(愛知・その他)などが寄せられました。
以下、皆様からいただいた主なご意見を紹介します。(次ページへ)