お知らせ
日本医学会総会「未来医XPO’15」が開催
第29回日本医学会総会2015関西の一般公開展示「未来医XPO’15」が3月28日（土）～4月5日（日）まで神戸ポートアイランドで開催されている。「あなたの暮らしと医の博覧会」をコンセプトに、最新の医療・医学を体験できる参加型イベントとして企画された。組織委員会では25万人の来場を見込む。
最大の目玉は、本物のiPS細胞の展示。人の皮膚から作製した生きたiPS細胞を顕微鏡で見ることができる。iPS細胞で作製した心筋細胞は、直に拍動する様子が観察可能だ。iPS細胞の発見を追体験するゲームアプリも設置されている。
最先端手術のブースでは、手術支援ロボット「ダビンチ」を医師が実演。来場者も体験できる。
遺伝・環境要因で発症する病気を発症前に診断して予防する先制医療のブースでは、来場者のアルコール代謝能力を測定。医療現場で実際に使用される医療機器を用いて、子どもたちが手術を体験する“ブラックジャックセミナー”も実施された。
杉村和朗展示委員長（神戸大教授）は「最新の医学・医療、健康について知ることができ、家族三世代が無料で一日楽しめます。神戸の名店が集結した健康と食のグルメイベントも開催していますので、ぜひお越しください」と参加を呼びかけている。
