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肺MAC症根治をめざすために(伊藤明広)[プラタナス]

No.5256 (2025年01月18日発行) P.3

伊藤明広 (公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院呼吸器内科部長)

登録日: 2025-01-18

最終更新日: 2025-01-15

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  • 彼女が当科外来を受診したのは、まだ20歳になったばかりの大学生の頃だった。当時は理系の研究室で研究に勤しんでおり、健診の胸部単純X線で偶発的に左中肺野の空洞性病変を指摘された(写真1)。精査目的に当科外来を受診したところ、胸部CTにて左上葉から下葉にかけて空洞性病変を認め (写真23)、当初は肺結核が疑われた。しかし、最終的に肺MAC症と診断された。

    WEBコンテンツ「肺非結核性抗酸菌症〜診断の実際」

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