2013年度からの5カ年計画とされている現行の第6次医療計画が2017年度に終わることを受け、厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」(遠藤久夫座長)が5月20日に初会合を開いた。次期第7次医療計画では地域医療構想と地域包括ケアをどう組み込むかが焦点になる見通しだ。
同検討会は、(1)医療計画の作成指針、(2)医療計画における地域医療構想の位置付け、(3)地域包括ケアシステムの構築を含む医療・介護の連携─などを議論。検討会の下に「地域医療構想」「地域包括ケア構築」をそれぞれテーマとする2つのワーキンググループを設けて検討を進め、今年12月をメドに検討会として取りまとめを行う。
第7次医療計画からは、都道府県が3年に1度策定する介護保険事業(支援)計画との整合性を図るため、計画期間を5年から6年に延長する。