日本医師会は11月30日、地域の医療現場で活動する医師をたたえる「日本医師会赤ひげ大賞」の受賞者5氏を発表した。表彰式は2月10日に帝国ホテル東京で行われる。
受賞者は、▽山内診療所(秋田県)の下田輝一院長、▽大森医院(茨城県)の大森英俊院長、▽ザ・ブラフ・メディカル&デンタル・クリニック(神奈川県)の明石恒浩院長、▽大森医院(京都府)の大森浩二院長、▽薩摩川内市下甑手打診療所(鹿児島県)前所長の瀬戸上健二郎氏の5人。瀬戸上氏は鹿児島県下甑島で35年間、離島・へき地医療に尽力。漫画・ドラマ「Dr.コトー診療所」のモデルとしても知られる。
2012年に創設された赤ひげ大賞は今年で5回目。各都道府県医師会長が会員の中から1〜2人を推薦し、向井千秋氏ら選考委員が受賞者を選出した。