厚生労働省が6月に公表した「2017年社会医療診療行為別統計の概況」によると、入院外の1件当たりの点数は全体で1341.6点(対前年比1.7%増)。2年連続で増加した。病院では2258.0点(同3.5%増)、診療所では1041.6点(同1.1%増)だった。1日当たりの点数は全体で853.7点(同1.1%増)、病院1461.4点(同2.6%増)、診療所659.3点(同0.6%増)だった。
診療行為別の1日当たり点数をみると、前年より減少したのは、「初・再診」「医学管理等」「投薬」にとどまり、多くの項目で増加した。上がり幅が最大だったのは注射。診療所では26.7点(同3.5%増)、病院では259.7点(同11.5%増)、全体で83.2点(同8.5%増)だった。
で、2年連続増加